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SNS運用が続かない理由の多くは、内容そのものより「毎回ゼロから考える時間」にあります。投稿文を考え、画像を用意し、反応を見て次を決める。この繰り返しに時間がかかるほど、後回しになっていきます。このコラムでは、この作業のどこをAIに任せられるのかを、私たち自身がコラムやSNSの運用で実際に回している形をもとに整理します。
SNS運用のどこに時間がかかっているか
まず、時間の使われ方を分けてみます。SNS運用の作業は、大きく次の4つに分かれます。
- 何を出すか決める——誰に何を伝えるか、今回のテーマを決める工程です
- 文章をつくる——投稿文やキャプション、記事の下書きを書く工程です
- 画像や動画を用意する——撮影、選定、加工の工程です
- 反応を見て次を決める——数字を確認し、次に何を直すかを判断する工程です
このうち、1つ目と4つ目は判断の仕事で、2つ目と3つ目は作業の仕事です。AIが効くのは、後者のほうです。判断まで任せようとすると、途端に自分たちらしさが失われます。
実際にやっていること——このコラムも同じ仕組みで書いています
私たち自身の運用を紹介します。いま読んでいただいているこのコラムも、同じ流れでつくっています。
- 記事の下書きを自動でつくる——狙うキーワードの一覧を用意しておき、そこから記事の下書きが自動で生成されるようにしています。朝には下書きが出来上がっている状態です
- サムネイル画像を生成する——記事の内容に合う画像を生成AIでつくり、そのまま所定のサイズへ加工しています。撮影できない題材でも画像を用意できます
- 体裁を機械で検査する——文章の書き方のルールを検査の仕組みに落とし込み、違反があれば公開前に止まるようにしています
- 公開前に人が確認する——事実関係と数字は、必ず人が一次資料と突き合わせます。ここだけは自動にしていません
ポイントは最後の1つです。つくる速さは上げても、外に出す判断は人が持つ。この線を引いているので、量を増やしても内容が崩れません。実際、自社の実績の数字を記事に書くときは、必ず実績ページの記載と突き合わせて確認しています。
任せてよい作業と、任せてはいけない作業
ここまでを踏まえて、線引きを整理します。
- 任せてよい——下書きづくり、言い回しの整え、長い文章の要約、画像の生成、定型的な返信の下書き。やり直しがきく作業です
- 人が持つ——何を伝えるかの決定、事実と数字の確認、お客様に出す前の最終判断、現場でしか分からない話の中身。取り返しがつかない部分です
この線引きを間違えると、投稿は増えたのに反応がない、という状態になります。よくあるのは、AIに丸ごと書かせた文章をそのまま出してしまう場合です。整ってはいるものの、どこかで読んだような内容になり、その会社から発信する意味がなくなります。
逆に、現場の話や自社で確かめたことが素材として手元にあれば、AIを使っても自分たちの発信になります。素材は人が持ち、形にする作業を任せるという順番です。
始めるなら、いちばん時間がかかっている作業を1つ
全部を一度に仕組み化する必要はありません。まずは、毎回いちばん時間がかかっている作業をひとつ選ぶところから始められます。
投稿文を書くのに毎回30分かかっているなら、そこだけを下書きの自動化に置き換える。画像の用意で止まっているなら、生成に切り替える。ひとつ動かしてみると、次にどこを任せたいかが自然に見えてきます。AI業務効率化の実例のコラムでは、SNS以外も含めた切り分け方を整理しています。
費用と進め方
ねざしマーケティングでは、次のような形でお手伝いしています。
1. 使い方から知りたい——リモート相談/5,000円(30分・税込5,500円)
どの作業が任せられそうかを一緒に見ていきます。出張費がかからないため、最初の一歩として使いやすい形です。
2. 自社に合う形を設計したい——AI活用診断・導入設計/50,000円〜(税込55,000円〜)
ヒアリング90分と報告60分で、どの業務をどう任せるかを整理してご提案します。情報の扱いのルールもあわせて設計します。
3. 仕組みまでつくりたい——小さな業務のAI自動化/100,000円〜(税込110,000円〜)
対象の業務を1つ決めて、繰り返し使える形に仕組み化します。12時間を目安に、実際に動く状態までお渡しします。
4. 発信そのものを任せたい——Instagram継続運用・月10投稿/月額198,000円(税込217,800円)
企画から制作、投稿、改善までをお任せいただく形です。自動化と違い、判断の部分も含めて私たちが担当します。
料金の全体はAI導入・業務効率化支援のページとSNS集客支援のページで公開しています。
まとめ——速くするのは作業、判断は手元に残します
SNS運用とAIの組み合わせは、「全部任せる」ためのものではありません。
- 任せる——下書き、要約、画像づくりなど、やり直しがきく作業を任せます
- 持つ——何を伝えるか、事実と数字の確認、最後に出す判断は人が持ちます
- 始め方——いちばん時間がかかっている作業をひとつ選び、そこだけ置き換えます
- 効果——続けられる状態になることが、いちばんの成果です
いまの運用のどこを軽くできそうか、一緒に見ていきたい方は無料相談でお聞かせください。
よくあるご質問
AIに書かせた文章は、読む人に分かってしまいませんか?
そのまま出せば分かります。AIが書いた文章は整ってはいますが、具体的な現場の話や、自分の言葉づかいが抜け落ちるためです。私たちの場合も、AIに書かせるのは下書きまでで、実際の現場で見たこと、自社で確かめた数字、伝えたい温度感は人が入れています。逆にいえば、素材が自分たちの中にあれば、AIを使っても自分たちの発信になります。
どこまで自動化すると危険ですか?
人の確認を挟まずに公開まで通してしまうと危険です。事実の誤りや、数字の取り違えがそのまま外に出てしまいます。私たちは下書きの生成までを自動にして、公開前には必ず人が数字と事実を確認する形にしています。つくる速さは上げても、外に出す判断は人が持つ。この線を引いておけば、自動化しても事故は起きにくくなります。
小さな会社でも、こうした仕組みはつくれますか?
つくれます。私たち自身が数人規模で運用しています。ただ、仕組みをゼロから組む部分には専門的な知識が必要なため、そこだけお手伝いすることもできます。小さな業務のAI自動化(100,000円〜、税込110,000円〜)として、対象の業務を1つ決めて仕組み化するメニューを用意しています。まずはどの作業を自動にしたいかを整理するところからで大丈夫です。
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