目次
「物件情報はポータルサイトに載せているのに、問い合わせにつながる件数が思ったより伸びない」——愛媛で不動産の集客に関するご相談を受けていると、こうした声をよく聞きます。写真と間取り図だけでは、物件の広さや日当たり、周辺の暮らしやすさまでは伝わりにくいものです。このコラムでは、愛媛の不動産集客にSNSを取り入れる考え方を、物件と暮らしを見せるルームツアー動画という切り口から整理します。
愛媛の不動産集客は、いまもポータルサイト頼みになりやすい状態です
不動産の集客というと、多くの会社がまず大手の不動産ポータルサイトへの掲載を思い浮かべます。掲載自体は有効な入口ですが、そこに並ぶのは間取り図と数枚の写真が中心で、似たような条件の物件が並ぶと、価格や駅からの距離といった数字だけで比較されやすくなります。
愛媛のように車移動が前提の地域では、駅からの距離よりも、周辺にどんな店があるか、日当たりや風通しがどうか、部屋の中でどう暮らせそうかという「生活の具体像」のほうが、問い合わせを決める材料になりやすいと私たちは考えています。ここがポータルサイトの写真だけでは伝わりにくい部分です。
「物件」ではなく「暮らし」を見せる発信に切り替えます
SNSを不動産集客に使う場合、いちばん効果が変わりやすいのが、ルームツアー動画への切り替えです。部屋を歩きながら撮影することで、静止画では伝わらない部屋の広さの感覚、光の入り方、収納の使い勝手までを一度に見せられます。
ルームツアー動画で押さえておきたいのは、物件の設備紹介だけで終わらせないことです。朝の光がどの時間に差し込むか、ベランダから見える景色、近くのスーパーまで歩く様子まで含めて撮影すると、視聴する側が「ここで暮らす自分」を想像しやすくなります。
発信する媒体にも役割があります。Instagramのリールは短く編集した見どころ紹介として、物件を知らない人に見つけてもらう入口の役割に向いています。一方で、部屋全体をゆっくり歩いて見せる長尺のルームツアーは、すでに興味を持った人が細部まで確認する場として、YouTubeのほうが向いています。リールとフィード投稿の役割の違いはInstagramのリールとフィード投稿の違いのコラムでも整理していますので、あわせてご覧ください。
現場を見せる発信が指名や相談につながった例が、ほかの業種にもあります
不動産そのものの実例ではありませんが、「現場や仕事の様子を映像で見せる」発信が反応につながった例は、私たちの実績の中にもあります。和風建築専門の左官職人の事例では、鏝を動かす手元や壁が仕上がっていく過程を映像で見せる発信を続けた結果、Instagramは約1,000フォロワーから1万人へ成長し、施工動画は35万回以上再生され、設計事務所・施工会社・施主からの新規相談が安定しました。詳しくは和風建築専門の左官職人の実績ページで紹介しています。
地域の屋根工事会社の事例でも、YouTubeやInstagramで日々の仕事ぶりや社内の様子を発信したことが、検索や看板と並ぶ、地域で信頼を積み重ねる接点のひとつになりました。詳しくは地域の屋根工事会社の実績ページをご覧ください。
不動産のルームツアー動画も考え方は同じです。写真や文字の説明だけでは伝わらない「実際の様子」を映像で見せることが、問い合わせや相談の前段階にある信頼を積み重ねる材料になります。
撮影前に決めておくと、発信が止まりにくくなります
ルームツアー動画は、撮影そのものより、撮る前の取り決めで続けやすさが決まります。物件は入居者が決まった時点で公開できなくなるため、走り出してから慌てないよう、次の点を先に整理しておきます。
- 公開できる期間を先に確認する成約後に取り下げる前提で撮るのか、募集中だけ出すのかを決めておくと、編集や投稿の優先順位が決まります
- 映り込みの範囲を決める入居者やオーナーの個人情報、表札や車のナンバーが映らないよう、撮影前にチェックする箇所を共有しておきます
- 撮影の担当と頻度を決める物件の入れ替わりに合わせて撮る人と時間を先に確保しないと、繁忙期に発信が止まります
撮影から編集までを自社だけで抱えるか、一部を外に出すかは、扱う物件数と担当者の時間で変わります。長尺のルームツアー動画を継続的に制作したい場合はYouTube・動画制作支援、撮影や投稿の体制づくりから相談したい場合はSNS集客支援・Instagram運用で対応範囲を公開しています。
まとめ——愛媛の不動産集客は「暮らしが見える発信」で選ばれます
愛媛で不動産の集客にSNSを取り入れるなら、物件情報だけでなく、そこでの暮らしが伝わる発信に切り替えることが出発点になります。
- 暮らしを見せる——間取りや設備だけでなく、光の入り方や周辺環境まで含めたルームツアー動画で撮影します
- 媒体で役割を分ける——Instagramのリールは見つけてもらう入口、YouTubeの長尺動画は細部を確認する場として使い分けます
- 公開・撮影のルールを先に決める——公開できる期間や、個人情報が映り込まない撮り方を事前に確認します
自社の物件でどんなルームツアー動画が作れそうか、一緒に整理したい方は、無料相談でお聞かせください。
よくあるご質問
賃貸物件でもルームツアー動画は効果がありますか?
賃貸・売買のどちらでも活用できます。特に賃貸は物件の入れ替わりが早く、公開できる期間が限られるため、撮影から公開までを短いサイクルで回せる体制を先に決めておくと運用しやすくなります。売買物件の場合は、成約までの検討期間が長いため、長尺のルームツアー動画で細部まで確認してもらう使い方にも向いています。どちらの場合も、間取りや設備だけでなく、周辺環境まで含めて見せることが問い合わせにつながるポイントです。
動画に担当者やスタッフが出演する必要はありますか?
必須ではありません。部屋の中を歩きながら撮影するだけでも、静止画にはない広さや光の情報を伝えられます。ただし、担当者が案内する形で出演すると、視聴した方が「この人に相談したい」と感じやすくなり、問い合わせへのハードルが下がる場合があります。出演するかどうかは、担当者の負担や続けやすさを踏まえて決めることをおすすめします。
撮影時に気をつけることはありますか?
入居中の物件では、入居者やオーナーの個人情報が映り込まないよう配慮が必要です。表札、郵便物、車のナンバープレート、近隣住宅の様子などは、撮影前に確認し、必要であれば編集で隠すかカットします。また、退去済みの空室であっても、物件が特定されすぎる撮り方は避け、周辺環境は「雰囲気が伝わる範囲」にとどめるなど、撮影前にルールを決めておくと安心です。
MOST READ
よく読まれている記事
RELATED



LINEで話す