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「口コミを増やしたいけれど、どうお願いすればいいのか分からない」「星1つの口コミが来たとき、どう返信すればいいのか悩む」。愛媛で店舗を経営されている方から、こういうご相談をよくいただきます。頼み方を間違えると角が立ちますし、Googleのポリシーに反する方法でお願いしてしまうと、かえってプロフィールの評価に影響することもあります。このコラムでは、口コミを増やすための自然なお願いの仕方、良い口コミ・低評価それぞれへの返信の型、避けたいNG行為までを整理します。
口コミの数より先に、「新しさ」と「返信の有無」を見られています
Googleマップで店舗を探すとき、見られているのは星の平均点だけではありません。口コミがいつ投稿されたか、そして店舗側が返信しているかも一緒に見られています。半年以上前の口コミしかない状態と、直近1〜2か月以内に新しい口コミが届いている状態では、同じ星の平均点でも受ける印象が変わります。
愛媛のように、車で移動しながら「近くの○○」と検索して店舗を比べる地域では、この「新しさ」と「返信の丁寧さ」が、来店するかどうかの最後の後押しになりやすい要素です。口コミの総数を増やすことよりも先に、まずは直近の口コミへ返信できているかを確認することをおすすめします。
お願いするタイミングと、声のかけ方
口コミは、お願いするタイミングによって集まりやすさが変わります。満足度が高い体験の直後ほど、投稿してもらえる可能性が上がるためです。
会計・お渡しのタイミング——「もしよろしければ、Googleに感想を書いていただけると嬉しいです」と、レジや受け渡しの場で一言添えます
来店直後のLINEやSMS——予約や注文の確認連絡に、口コミページのリンクを添えて案内します
施術・作業完了の報告時——工事や施術など、成果が目に見えるタイミングに合わせて、写真の共有と一緒にお願いします
日々多くのお客様と接する業種ほど、お願いする文面を毎回同じにしておく効果が大きくなります。担当者ごとに言い方や熱量が変わると、催促されているように感じるお客様が出てくるためです。声かけの文面は、スタッフ間で統一しておくと安心です。
全員に同じ導線でお願いする——公平さが信頼につながります
口コミのお願いで気をつけたいのは、「満足してくれたお客様にだけ」お願いすることです。一見合理的に思えますが、これは後述する「レビューゲーティング」に近づきます。
QRコード付きの案内カードやPOPを用意し、すべてのお客様に同じ導線で声をかける形にしておくと、この線引きで悩む場面が減ります。
口コミを書いてもらうリンクは、先に用意しておきます
声をかける準備ができていても、お客様に「Googleで検索して、うちの店を見つけて、口コミを書いてください」とお願いするのは、相手に手間をかけすぎです。ここで離脱されます。
Googleビジネスプロフィールの管理画面には、口コミの投稿画面へ直接つながる共有用のリンクを取得する機能があります。まずこれを取り出して、次の3か所に置いておくと、お願いする側もされる側も楽になります。
QRコードにしてカードやPOPに印刷します——会計のときに渡す、レジ横に立てておく、といった使い方ができます。スマホをかざせば投稿画面が開くので、お客様は検索する必要がありません
LINEやSMSの定型文に入れておきます——予約確認やお礼の連絡に、そのまま貼れる状態にしておきます。担当者ごとに文面を作り直さずに済みます
名刺や領収書、納品書に印刷します——その場で書いてもらえなくても、後から思い出したときに戻ってこられる入口になります
リンクを短縮したうえで、印刷物には「Googleの口コミページが開きます」と一言添えておくと、読み取る前に何が起きるか分かるので、お客様の警戒感が下がります。
私たちが伴走した地域の屋根工事会社では、口コミを狙って集める施策を行ったわけではありません。工事やお客様対応の品質を高め続けた結果として高評価の口コミが自然に積み上がり、地域の同業種の中で口コミ数が突出したトップの状態になりました。
お願いの仕組みは公平にしておき、口コミの中身は日々の対応品質に委ねる。この分担が、遠回りに見えていちばん確実だと考えています。
良い口コミに返信するときの型
星4〜5の口コミには、お礼だけで終わらせず、来店の記憶に残る一言を添えると、読んだ人にもお店の雰囲気が伝わります。
基本の型——「この度はご来店・口コミの投稿をありがとうございます。喜んでいただけて、スタッフ一同大変嬉しく思います。またのお越しをお待ちしております」
具体的な感想への返信——口コミの中で触れられた料理名や施術名、担当者名を、返信の中でも一度繰り返します。テンプレートをそのまま貼り付けただけではない印象になります
短い口コミへの返信——星のみ・一言だけの口コミにも、「ご来店ありがとうございます」の一文は必ず添えます。返信の有無そのものが、他のお客様への印象に影響します
低評価の口コミには、順番を決めて返します
星1〜2の口コミほど、返信の仕方が次のお客様の印象を左右します。感情的にならず、次の3つの順番で組み立てることをおすすめします。
1. まず受け止めます——「ご不快な思いをさせてしまい、申し訳ございませんでした」と、事実関係を決めつける前に、受け止める姿勢を示します
2. 確認する姿勢を伝えます——「いただいた内容を確認し、改善に努めます」など、社内で確認する意思を短く伝えます。原因が特定できていない段階で言い訳を重ねないことが大切です
3. 個別のやり取りへ橋渡しします——「よろしければ、店舗までご連絡いただけますと幸いです」と、詳しい経緯の確認は口コミ欄の外へ移します
反論や言い訳を長く書き込むと、その後に読む方には「お店側の姿勢」として記憶されます。低評価の口コミこそ、短く誠実な返信のほうが、結果的にお店の印象を守ります。
事実と違う内容や誹謗中傷にあたる場合は、削除を申請できることもあります。判断の基準と手順はGoogleの口コミ削除のコラムにまとめています。
Googleのポリシーに反するNG行為
口コミを増やしたい気持ちが先に立つと、知らないうちにGoogleのポリシーに反する行為に近づいてしまうことがあります。次のような行為は避けてください。
報酬と引き換えの依頼——割引や粗品、ドリンク1杯のサービスなどと引き換えに口コミを依頼することは、ポリシーで禁止されています
満足したお客様だけを選んで誘導すること(レビューゲーティング)——低評価になりそうなお客様を避けて、満足度が高い方だけにお願いする方法も禁止されています
代理投稿やなりすまし——来店していない家族やスタッフに、好意的な口コミを投稿してもらう行為も対象です
口コミの売買——第三者から口コミそのものを購入する行為もポリシーに反します
削除申請の乱用——気に入らない口コミすべてに削除を申請するのではなく、事実と異なる内容や誹謗中傷など、明確に規約違反にあたる場合に限って申請します
違反と判断された場合、一定期間、新しい口コミや評価を受け取れなくなる、既存の口コミや評価が非公開になる、プロフィールに警告が表示される、といった措置がとられることがあります。急いで数を増やそうとするより、日々の対応の質とお願いの公平さを積み重ねるほうが、結果的に長く安定した口コミにつながります。
より広い視点でのマップ整備は愛媛のMEO対策のコラムでも整理していますので、あわせてご覧ください。
まとめ——「増やす」より「集まる仕組みを整える」ほうが近道です
愛媛の店舗がGoogleマップの口コミを増やすには、テクニックよりも先に整えておきたい基本があります。
お願いのタイミング——満足度が高い体験の直後に、会計・お渡し・LINEなど決まった導線で声をかけます
お願いの公平さ——満足したお客様だけを選ばず、全員に同じ導線でお願いします
返信の型——良い口コミには一言添えて、低評価には受け止め・確認・橋渡しの順で誠実に返します
避けるべきNG行為——報酬付きの依頼、レビューゲーティング、なりすまし、口コミの売買は行いません
お願いの仕組みづくりや返信の進め方に迷う場合は、Googleマップ対策(MEO対策)もご覧ください。
よくあるご質問
口コミがまだ数件しかありません。何件を目標にすればいいですか。
件数の目標を先に決めるより、同じ商圏で比較される他店を実際に見て、そこと並ぶ数を目安にするほうが実用的です。地域や業種によって平均的な件数は大きく違うため、全国共通の目標値はありません。あわせて、直近3か月に新しい口コミが届いているかも見てください。総数が多くても更新が止まっていると古い店に見えますし、逆に件数が少なくても新しい口コミが続いていれば動いている店として伝わります。
明らかに事実と違う内容の口コミを書かれました。削除してもらえますか。
Googleへ報告して削除される場合と、されない場合があります。判断はGoogleのポリシーに沿って行われるため、こちらが不快に感じたかどうかではなく、ポリシー違反にあたるかどうかで決まります。事実無根の記述や誹謗中傷、明らかに来店していない人からの投稿などは報告の対象になりえます。ただし削除されるまで時間がかかることも多いので、並行して誠実な返信を出しておくほうが、読む人への影響は小さく抑えられます。
すべての口コミに返信しないといけませんか。
全件が理想ですが、続かない体制で始めると途中で止まります。優先順位をつけるなら、まず低評価、次に具体的な内容が書かれているもの、最後に星のみの投稿という順です。低評価を放置すると、その内容だけが一方的に残ります。星のみの投稿にも一言返しておくと、返信する店だという印象が全体に及びます。週に1回まとめて返す運用でも、返信がないよりはるかに伝わります。
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