目次
「外注費を毎月払い続けるのは正直きつい」「かといって担当者に任せたら、その人が忙しくなった途端に更新が止まった」——SNS運用を続けている中で、こうした声を聞くことがよくあります。全部を外に出すか、全部を自社でやるかの二択で悩んでいる方も多いのですが、実際にはその間に、社内で運用を回せる体制をつくる「SNS内製化」という選択肢があります。このコラムでは、愛媛の店舗・企業がSNSを内製化するときに押さえておきたい考え方と、研修や伴走をどう使うかを整理します。
「外注は続けたいけど費用が重い」「担当者に任せたら止まった」——内製化を考える理由を整理します
SNS運用を内製化したいと考える理由は、大きく分けて2つあります。ひとつは費用面です。Instagram運用代行の費用相場のコラムでも触れているとおり、継続運用を外注すると月額で一定の費用がかかり続けます。売上に直結している実感が持てるまでは、この費用を負担に感じる事業者は少なくありません。
もうひとつは、発信の中身に関わる理由です。SNSは日々の現場や商品、スタッフの様子を伝えるメディアなので、社内の人間が発信したほうが温度感が伝わりやすい場面があります。SNS集客の始め方のコラムで整理した「誰に・何を・どこで」の設計を、外部の担当者よりも社内の人間のほうが早く判断できるケースも多くあります。
一方で、内製化には「担当者に丸投げして続かない」という失敗もよく起こります。何を目指しているのか、続けた先に何を測るのかが曖昧なまま任せてしまうと、投稿は続いても成果につながらない、あるいは数か月で更新が止まる、ということが起きやすくなります。
SNS内製化が途中で止まりやすい3つの原因
- 属人化してしまう特定の担当者しか投稿の作り方や過去の反応の傾向を把握しておらず、その人が異動・退職すると運用ごと止まってしまいます
- 手探りのまま走り続ける反応が伸びない時期に、何を直せばいいのか判断する基準がなく、モチベーションだけが下がっていきます
- 経営者が細部までチェックしきれない投稿は出ているものの、ブランドとして伝えたいトーンや品質が担当者ごとにばらついてしまいます
この3つは、担当者の能力の問題というより、体制の設計不足で起きることがほとんどです。研修で知識を入れるだけでは解決せず、続けるための仕組み(役割分担・チェックの仕組み・振り返りの機会)をあわせてつくる必要があります。
内製化には「一人で回す」型と「チームで回す」型があります
内製化と一口にいっても、個人事業主や一人会社が自分で発信を続けたい場合と、社内に複数人の運用体制をつくりたい場合とでは、必要な支援の中身が変わります。ねざしマーケティングでは、この2つを分けて伴走プログラムを用意しています。
| 項目 | 事業主向けSNS発信伴走プログラム | 法人向けSNS運用体制構築プログラム |
|---|---|---|
| 対象 | 個人事業主・一人会社(1名・1アカウント) | 企業・社内チーム(1アカウント・参加者3名まで) |
| 期間 | 6ヶ月 | 6ヶ月 |
| 料金 | 月額50,000円(税別) | 月額100,000円(税別) |
| 総額 | 6ヶ月300,000円(税込330,000円) | 6ヶ月600,000円(税込660,000円) |
| 支援の中心 | 個別面談・リールとフィードの添削・KPI管理・自走判定 | 社内担当者の役割設計・実務指導・制作フローとチェックリストの整備 |
| 向いている会社 | 自分の言葉で発信を続けたい事業主 | 担当者が変わっても続けられる仕組みを社内に残したい会社 |
どちらも制作代行そのものは含まず、社内の人が自分で投稿をつくれるようになることをゴールにしています。すべてを任せたい場合は、Instagram継続運用など制作代行のメニューと使い分けます。
内製化で結果につながった例——和風建築専門の左官職人
和風建築を専門とする左官職人チームの事例が、内製化の実際をよく表しています。もともとは既存の取引先や知り合いからの依頼が中心で、新規の相談を戦略的に生み出せていない状態でした。InstagramやYouTubeは運用していたものの、誰に何を届けるかが定まらず、発信が点在していました。
ここでいちばんの壁になったのは、技術ではなく現場で働きながら撮影を続けることでした。職人にとって撮影は、最初から自然にできる業務ではありません。そこで必要な機材、撮影時に気をつけること、編集しやすい撮り方までを一緒に整え、「撮影も仕事の一部」と捉え直すところから始めました。この捉え直しが、続く体制と続かない体制を分けます。
結果として、Instagramのフォロワーは約1,000人から1万人へ増え、施工動画は35万回以上再生されました。設計事務所・施工会社に加えて、施主からも直接相談が入るようになっています。ただし、この広がりは1本の動画の偶然ではありません。その前からホームページを整え、YouTubeの長尺動画を出し、施工事例を積み上げて、興味を持った人が次の情報にたどり着ける状態をつくっていたからこそ、成果が一過性で終わりませんでした。詳細は和風建築専門の左官職人の実績ページで紹介しています。
この事例からいえるのは、内製化を成功させる鍵が特別な才能ではないという点です。撮影と発信を通常の業務の中に位置づけ直し、投稿の型と振り返りのリズムを最初につくっておくこと。伴走・研修プログラムでは、こうした現場で機能した型を、参加する事業者や企業の状況に合わせて渡しています。
体制と費用への接続——内製化と外注、途中で組み合わせる選び方
内製化は「外注をやめて終わり」ではなく、必要な部分だけ外に出しながら進めることもできます。たとえば、日々の投稿と運用は社内で行い、撮影だけをSNS撮影代行サービスに任せる、あるいは繁忙期だけInstagram継続運用に切り替える、といった組み合わせ方です。事業主向けSNS発信伴走プログラムと法人向けSNS運用体制構築プログラムは、いずれも6ヶ月かけて社内に運用の型を残すことを目的にしており、完全外注のInstagram継続運用とは費用も内容も異なります。どちらが自社に合うか迷う場合は、SNS運用代行の選び方のコラムもあわせて参考にしてください。
料金と支援内容の全体はSNS集客支援・料金一覧で公開しています。愛媛県西予市を拠点に、松山市など県内各地での面談や撮影指導にも対応しています。
まとめ——内製化は「一人で抱える」ことではありません
SNS内製化は、外注費を削るための我慢ではなく、社内に発信の型と振り返りの仕組みを残すための投資です。担当者一人に丸投げすると属人化して止まりやすいため、事業主なら伴走プログラムで自分の発信を整え、社内チームで回すなら法人向けプログラムで役割分担とチェックの仕組みをつくることが、続けられる体制への近道になります。「うちの場合はどこから内製化を始めればいいか」を一緒に整理したい方は、無料相談でお聞かせください。
よくあるご質問
SNS内製化と外注、どちらを選べばいいか判断基準はありますか?
発信の頻度と、社内で使える時間のどちらが確保しやすいかで考えるとわかりやすくなります。時間は取れるが型やチェックの仕組みがないという場合は内製化が向いており、時間そのものが取れない場合は制作代行との組み合わせが現実的です。無料相談では、現在の体制と目的を伺ったうえでどちらが合うかをお伝えしています。
研修や伴走を受けたあと、本当に自社だけで運用を続けられますか?
事業主向け・法人向けのどちらのプログラムも、6ヶ月の終わりに自走判定と次の90日間の運用計画を作る工程を設けています。伴走の期間中に投稿の型とチェックの基準を一緒につくるため、期間終了後は社内の担当者だけで判断できる状態を目指しています。もちろん、その後も撮影代行や単発の相談だけを利用することもできます。
法人向けプログラムは、社内の何人まで参加できますか?
法人向けSNS運用体制構築プログラムは1アカウント・参加者3名までを対象としています。担当者が複数人いる会社でも、役割分担をしながら同じ基準で運用を学べる人数として設定しています。人数を超える場合や複数アカウントを運用したい場合は、無料相談で体制をご相談ください。
MOST READ
よく読まれている記事
RELATED



LINEで話す