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「施工事例はたくさんあるのに、集客につながっている実感がない」「完成写真は撮っているけれど、それをどう見せれば問い合わせになるのか分からない」。愛媛で工務店・建築会社を営む方から、こうした声をよく聞きます。施工事例は工務店にとって最大の資産ですが、見せ方を設計しないと集客にはつながりません。このコラムでは、施工事例・OB客の声・現場発信の3つを軸に、問い合わせにつながる見せ方を整理します。
よくある失敗——施工事例が「作品集」で止まっている
工務店のSNSやホームページでよく見かけるのが、完成写真だけがきれいに並んでいる状態です。写真そのものは素晴らしくても、見ている人が知りたいのは「自分の場合はどうなるか」です。どんな要望から始まり、どんな課題があり、それをどう解決したのか。その背景が語られていないと、施工事例は「作品集」で止まってしまい、問い合わせにはつながりません。
もう一つの失敗は、発信が続かないことです。現場は忙しく、写真を撮る習慣がないと、施工事例は溜まっていきません。結果として「数ヶ月に一度思い出したように投稿する」状態になり、見ている人の記憶にも残りません。
施工事例は「ビフォー・課題・打ち手・結果」で見せます
施工事例を集客につなげるには、完成写真の前後に文脈を添えることが大切です。次の順番で見せると、検討している人が「自分ごと」として読めるようになります。
- ビフォー着工前の状態や、お客様が抱えていた不満・要望を示します
- 課題その現場ならではの制約や、難しかったポイントを説明します
- 打ち手どう考え、どんな工夫で解決したのかを具体的に伝えます
- 結果完成写真とあわせて、お客様の反応や暮らしの変化を添えます
この型で見せると、単なる写真の羅列ではなく「相談する価値のある会社だ」という印象につながります。SNS集客の始め方のコラムで整理した「誰に・何を・どこで」のうち、「何を」の部分をこの型で設計するイメージです。
実例——施工のドキュメンタリーで仕事が広がった左官職人、口コミが地域トップに積み上がった屋根工事会社
ねざしマーケティングが支援した和風建築専門の左官職人の実例では、鏝を動かす手元や、土壁が仕上がっていく変化を、短いドキュメンタリーのように継続して発信しました。その結果、Instagramのフォロワーは約1,000人から1万人へ成長し、施工動画は35万回以上再生され、既存の取引先だけでなく新しい施工会社・設計事務所、そして施主からも、この職人を名指しでの相談が入るようになりました。工務店とは業種は異なりますが、完成写真だけでなく工程そのものを見せ続けたことが、指名の相談につながったという構造は、工務店の現場発信にもそのまま当てはまります。
また、こちらも工務店とは業種が異なりますが、地域の屋根工事会社の実例も参考になります。ホームページの改善や広告運用、SEO記事の積み上げと並行して、サービス品質を高め続けたことで、満足したお客様からのリピート相談が増え、高評価のGoogle口コミも自然に積み上がりました。その結果、地域の同業種の中で口コミ数が突出したトップの状態になっています。この会社では、月間問い合わせは当初の1〜2件から、最も多い時期には170〜180件近くまで増え、年商は約1,500万円から約1.5億円規模へ成長しました。口コミは狙って一気に集めるものではなく、施工の質と丁寧な対応の積み重ねが、結果として集客の資産になったという事例です。
どちらの事例にも共通するのは、発信を単発の企画で終わらせず、工程・人・お客様の声を継続して積み上げたことです。1本の投稿がよく再生されることよりも、積み上げた事例と声の総量が、検討している方の判断材料になっています。
体制・費用への接続——現場発信を無理なく続けるための選び方
施工事例の見せ方が決まっても、実際に撮影・投稿を続けるのは、現場の仕事と並行して行うには負担になりがちです。少人数で現場を回している場合と、事務や広報の担当がいる場合とでは、無理のない体制も変わります。
1. SNS戦略診断・アカウント初期設計(単発)——80,000円(税込88,000円)
施工事例・OB客の声・現場発信の役割分担とプロフィールを整え、運用は自社で続ける形です。何から発信すべきか、まず設計を固めたい場合に向いています。
2. SNS撮影代行サービス(月1回・最大3時間)——80,000円(税込88,000円・交通費別)
現場の撮影を月1回まとめて代行します。発信は自社で続けながら、撮影の負担だけを手放したい場合に向いています。
3. Instagram継続運用・月10投稿(3ヶ月〜)——月額198,000円(税込217,800円)
企画・制作・投稿・分析まで、月10投稿分を継続して任せます。現場に集中したまま発信を続けたい場合に向いています。
撮影自体は現場のスマートフォンでも始められますが、現場が忙しく撮影まで手が回らない場合は、月1回まとめて素材を撮るSNS撮影代行サービスを組み合わせる方法があります。OB客の声を集める仕組みや、Googleマップの口コミを増やす動線についてはGoogleマップ対策(MEO)のページでも整理しています。すべての料金はSNS集客支援・料金一覧で公開しています。
まとめ——完成写真だけでなく、工程・声・日常を積み上げます
愛媛の工務店が施工事例を集客につなげる発信は、次の三つの軸で組み立てます。
- 工程を見せる完成写真だけでなく、着工から完成までの変化をビフォーアフターで見せます
- OB客の声を紹介する引き渡し後の落ち着いた時期に感想を伺い、決め手になった理由まで含めて伝えます
- 現場の日常を発信する職人や現場監督の仕事ぶりを継続して見せ、人柄を依頼前から知ってもらいます
単発のバズを狙うより、この三つを積み上げ続けることが、検討している方の判断材料を増やし、問い合わせにつながる近道です。うちの現場ではどこから手をつけるべきか——そこから相談したい方は、下の無料相談をお使いください。
よくあるご質問
施工事例を載せるとき、お客様の許可はどう取ればいいですか?
引き渡しの前後に「施工事例として写真や工程を発信してよいか」を口頭と書面で確認しておくのが基本です。お客様の顔や住所が特定できる情報は避け、外観は方角や周辺が分からない角度で撮る、室内はプライバシーに関わる私物を映さないなど配慮します。掲載後でも「この写真は下げてほしい」と言われたら速やかに対応する前提を伝えておくと、安心して協力してもらいやすくなります。
職人がSNS発信に抵抗があります。どう進めればいいですか?
最初から全員に求めず、抵抗の少ない人から始めるのが現実的です。顔出しが苦手なら手元だけ、話すのが苦手ならテロップ中心など、無理のない形から始められます。「宣伝のため」ではなく「仕事の記録を残す」と捉え方を変えるだけでも心理的なハードルは下がります。撮影・編集の負担が大きい場合は、月1回の撮影代行で素材だけ外部に任せる方法もあります。
Googleマップの口コミは、工務店の集客にどのくらい効きますか?
工務店を検討する方の多くは、会社名や地域名で検索し、Googleマップの情報と口コミを見てから問い合わせ先を絞り込みます。星の数や件数だけでなく、どんな要望にどう応えたかが書かれた口コミは、施工事例と同じ役割を果たします。無理に一気に集めようとせず、引き渡しごとに一件ずつお願いする形が、結果的に自然な積み上げにつながります。口コミをお願いするタイミングや返信の仕方は、Googleマップ対策(MEO)のページでも整理しています。
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